本来、抗うつ剤を手にするには、病院に行って処方してもらう必要があります。しかし個人輸入によって、病院に行かずとも、抗うつ剤を買うことが出来るみたいです。

ですがその前に、うつ病とは何かをしっかりと理解しておきましょう。

うつ病は気の持ちようではない

うつ病を話すときに、最初に言っておくべきことは、うつ病は病気であり、気の持ちようでどうにかなるものではないのです。

ですから、やる気が出ない言い訳や心が弱いせいだと思っている人は、考えを改めるべきでしょう。うつ病とは脳内にある神経伝達物質の働きが、悪くなることにより発生するものだと言われています。

簡単に言えば神経の問題です。これを気の持ちようで変えられるはないですよね。なぜ神経の伝達物質の働きが悪くなるかというと、自律神経が乱れるが問題になります。

自律神経が乱れる原因となるのは、ストレスです。ストレスというと、精神的な問題ということで、やはり気持ちの問題に結び付けたがる人がいます。

しかし、ストレスは精神面だけではありません。体のゆがみもストレスになりますし、栄養が偏っていたり、過剰だったり、足りなかったりする場合でも体はストレスとして認識します。

自律神経失調症とは

こういった様々なストレスが原因で、自律神経が乱れます。自律神経が乱れるとはどういう状態を指すのかを話す前に、自律神経である交感神経と副交感神経について簡単に説明します。

交感神経が働くと脳や体が緊張し、動かしやすくなります。ですから、働くのは日中です。副交感神経は脳と体をリラックスさせます。寝ているときなどがそうなので、働くのが夜になります。

自律神経の乱れとは、交感神経が働くべき時に副交感神経が働き、副交感神経が働くべき時に交感神経が働くことを言います。

昼間なのに異常に眠たいとか、夜に寝られないというのは、見方によってはうつへの第一歩になるわけです。この状態が続くと「自律神経失調症」と呼ばれるようになります。

自律神経失調症になると、交感神経が過剰に働きます。交感神経が働いているためまだ何とかなりますが、副交感神経が働かないとエネルギーを回復できません。

交感神経と副交感神経のどちらも働いていないのが「うつ」

エネルギーを使い続ければ、いつかなくなり、交感神経も働かなくなります。この状態を「うつ」と言います。一時的であれば「うつ状態」、さらに悪化したら「うつ病」です。

うつ病になった場合、何もかも抜け切った状態ですから、何もする気が起きず、頑張れるわけがありません。電池切れの携帯に動けと言っても仕方ないようなものです。

現実には神経伝達物質の働きが悪くなっているわけですが、エネルギーがないのだから働きが悪くなって当然といったところでしょう。

抗うつ剤とは何か

抗うつ剤はいくつか種類がありますが、この伝達物質が「再取り込み」されないようにする薬です。再取り込みとは簡単に言うと、うまく伝わらなかった神経伝達物質を吸収して分解することくらいに思っておいてください。

要するに、伝わるはずだったものが伝わらず分解されるから、数が減るのです。これを阻害するため、全体として神経伝達物質を増やすというのが、抗うつ剤の役割のようです。

うつについて良く知ること

人によっては、うつになった=心が弱いと考える人がいます。そういった考えになってしまった場合、思考は悪い方向に進み、ますます悪化させてしまう可能性があります。

うつについて知っておくことで、気休め程度かもしれませんが、気分が楽になるかもしれませんね。